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ABOUT GOLDEN

Golden Artist Colors, Inc.は、高品質で革新的なアクリル製品の開発を通じて、絵画の可能性の限界を広げてきました。ゴールデン社の製品ラインは業界の新たな基準を打ち立ててきましたが、それだけにとどまらず、アクリル絵具の使い道を探り、強みを理解し、現状を打破し続けています。
ゴールデン社は、市場に出回っていない素材を必要とする技法を使うアーティストと緊密に協力し、アーティストが必要とする素材を、一から作ってでも提供してきた実績を誇りに思っています。こうした協働的なプロセスは、アーティストと素材との関係が必然的に変化するにつれて、ゴールデン社の成長を促してきました。ゴールデンブランドの製品は常に、世界で最もクリエイティブな視覚芸術家のニーズと素材に対する感性に対応してきました。
Golden Artist Colorsは、絵具の製造工場が海外に移転していく中で、創業時の工場の敷地内で、アーティスト用アクリル絵具の生産を続けています。ゴールデンブランドの製品は、50か国以上の国々で販売されています。


GOLDEN HISTORY

Golden Artist Colorsは、サム・ゴールデン、妻のアデル、息子のマーク、義理の娘のバーバラのゴールデン一家によって1980年に設立されました。事業の始まりは、ニューヨーク州コロンブスにあるサムとアデルの自宅敷地内にある牛舎を改造した工場からの出発でした。絵具職人、発明家、化学者としての長いキャリアを持つサムは、引退を考えていましたが、すぐにじっとしていられなくなり、牛舎で「数人の友人のために」絵の具を作り始めました。そして67歳のとき、家族の協力を得てGolden Artist Colorsを設立しました。この新会社は、プロのアーティストのために尽力するという、サムが生涯をかけて取り組んできたことを体現するものでした。


サムは、1936年に叔父であるレオナルド・ボクーと共同で設立したBocour Artist Colorsで絵具職人としてのキャリアをスタートさせました。サムとレオナルドは、マンハッタンのアーティストのために、手作りの油絵具を作ることから始めました。当時のニューヨークは、世界の芸術の中心地としての評判が高まっていた時期だったため、芸術の分野において非常に心躍る時代でした。15番街のボクーの店には、ウィレム・デ・クーニング、ヘレン・フランケンサーラー、マーク・ロスコ、モーリス・ルイスといったアーティストたちが常連客として訪れていました。この店は次第にアーティストたちのたまり場になり、ボクーの顧客がパッドやイーゼルを置いて、店内でスケッチや絵を描いたりすることもありました。
サム・ゴールデンは、アーティストが使用する新しいアクリル素材の可能性にいち早く着目した人物のひとりです。サムのアクリル絵具は、新しい素材を必要とするアーティストたちとの対話から生まれました。


Sam Golden(May 20, 1915 - March 11, 1997)

こうした画家たちとの共同作業の結果としてサムが開発した製品は、サムのキャリア全体を通して、彼にインスピレーションを与えることになります。このような背景を中心にして、Golden Artist Colorsが誕生したのです。
1997年3月、夢を追いつづけたサム・ゴールデンが永眠。その後も、Golden Artist Colorsはサムの遺志を引き継ぎ、プロ・アーティストのための絵具をつくりつづけています。

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